ピアノを習うメリット。何歳から始めたほうがいいの?

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ピアノは何歳から始めたほうがいいの?

ピアノは何歳からでも始められる楽器です。だからこそ、生涯にわたって音楽を楽しみたいと考えているなら、できるだけ早く触れてみることをおすすめします。

特に子どもの教育の一環として始める場合、幼ければ幼いほど吸収力が高く、音楽的な基礎を身につけやすい傾向があります。まずは気軽に体験レッスンから始めてみるのが良いでしょう

子どもの教育という観点から

絶対音感を身につけたい場合

絶対音感を身につけるには、音感のある講師のもとで、定期的に正しい音を学ぶことが重要です。これは、言葉を覚える過程と同じように、音を繰り返し聞いて訓練することで習得できるためです。

また、絶対音感が育つ時期には限りがあり、環境や個人差もありますが、一般的に5歳ごろまでが限界とされています。実際に指導してきた生徒の中でも、2〜3歳から始めた子どもたちは、比較的高い音感を身につけている印象があります。

脳を育てたい場合

ピアノを弾くことは、耳で音を聴き、目で楽譜を読み、指で鍵盤を動かし、さらに曲のイメージを思い描くという、多感覚を同時に使う活動です。これは子どもの脳の発達に非常に良い影響を与えるとされています。

脳科学者・澤口俊之教授によると、ピアノは習い事の中でも特にHQ(人間性知能)の発達に効果が高いとされています。
※HQ=ワーキングメモリ・一般知能・自己制御・注意力などを含む能力
また、他の習い事(学習塾、英会話、習字、スポーツなど)ではHQの向上にあまり差は見られませんが、ピアノだけは際立って効果があることがわかっていますこれは、左右の手を微妙に使い分けながら、譜面を先読みしつつ演奏するという高度な脳活動が求められるためです。

集中力・継続力を育てたい場合

ピアノを弾くには、楽譜を読みながら先を予測し、指や足を同時に動かし、耳で音を確認する必要があります。これらの動作は自然と集中力を高めてくれます。

実際、普段は元気で溢れている子どもでも、ピアノの前に座った途端に驚くほどの集中力を発揮することがあります。

また、ピアノの上達には“即効性のある魔法”はありません。少しずつでも継続して取り組むことが何よりも大切です。長く続ける中で上達を実感できたとき、それは子どもにとって「継続できた」という自信と成功体験になり、他の分野でも力を発揮できるようになるでしょう

生涯の趣味としてのピアノ

家族との絆が深まる

ピアノを習うことで音楽への親しみが育ち、家庭の中でも音楽が身近になります。中には「子どもをピアノで上手にさせたい!」と熱心な保護者の方もいらっしゃいますが、レッスン中に親子で連弾を楽しんでいる様子もよく見られます。
そんなとき、子どもよりも保護者のほうが夢中になってしまう場面もありますが、親が楽しんでいる姿を見て、子どもも自然と笑顔になり、教える側の私まで嬉しくなります。

友達と一緒に楽しめる

ピアノを習っていると、音感やリズム感が育ち、音楽をより深く楽しめるようになります。カラオケやライブなどを通じて、友達と一緒に音楽を楽しむ場面も増え、交友関係が広がるきっかけになることもあります。

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