子供がピアノを習うメリット。音の感覚が言葉(英語)の世界をひらいてくれる

子供たちの未来に英語は必要?

いま、世界は想像以上につながり、あらゆる分野でグローバルな競争が広がっています。
私たちが子どもだった頃、英語は「できたら素敵」くらいのものでした。でも、いまは様子が変わっています。今は小学生や幼稚園の時から英語のカリキュラムが導入され、英語はもう“特別な力”ではなく、“できて当たり前”の時代に入りつつあります。私たちはよいのですが、将来を見据える子供たちにとっては必要なスキルとなっています。
進学や就職、海外とのやりとり、世界の人との出会い。どれをとっても、英語ができることでぐんと選択肢が広がります。だからこそ、子どもたちが将来を自由に選べるように、英語を自然に身につけておくことは、これからの時代を生き抜くための大きな贈り物になるのではないでしょうか。
実際、英語の習得度が初任給に影響したり、TOEICの点数が昇給に考慮されていたりする例があります。
とはいえ、小さいうちからいきなり英単語や文法を教えるだけでは、なかなか英語の力は育ちません。

英語は“音”の言語。リズムや抑揚、音の流れといった感覚を、耳と体で覚えていくことがとても大切になります

ピアノを習うと英語が習得しやすくなる

リズムや抑揚、音の流れといった感覚を、耳と体で覚えていく大きな力になってくれるのが「ピアノ」になります。
音楽と英語、一見、まったく違うもののように思えます。でも実は、どちらも「音を感じて表現する力」が土台にあります。ピアノを習っている子どもたちは、音の高低や強弱、フレーズの流れなど、細かい音の違いを自然と聴き分けています。この「耳の力」は、英語のリズムやイントネーションをつかむ力にもつながっていきます。
たとえば日本語は、音が均等に発音される平坦なリズムが特徴です。でも英語は、強く読む単語と弱く流す単語が入り混じったリズムで成り立っています。さらに語尾の上がり下がり(イントネーション)で文の種類や感情を伝えるのも英語の大きな特徴です。
ピアノの演奏では、フレーズの抑揚や「間(ま)」を大切にしながら、全体の流れを音で表現していきます。だからこそ、ピアノを学んでいる子どもは、英語を学ぶときにも自然にそのリズムや抑揚に耳が向くようになるのです。

ピアノによる効果実例

MIT(マサチューセッツ工科大学)の研究では、ピアノを習っている子どもたちはそうでない子どもに比べて言語の音の違いを聞き分ける力が高く、読解力の伸びにもつながっていることが示されています。
日本でも、こうした効果を裏づける研究があります。
脳科学者の澤口俊之教授によれば、ピアノを学んでいる子どもは、前頭前野や脳梁、小脳などが活性化され、言語を司る脳の働きが高まるとされています。
特にピアノのように左右の手で別々の動きをする楽器は、思考力・集中力・自己制御力を育てるうえでも非常に効果があるそうです。これは、英語を学ぶうえでの基礎力にもなります。

子供にとってのピアノ経験は大切な贈り物

英語が話せることは、未来の可能性を広げてくれます。
その英語力をぐんと伸ばすために、ピアノレッスンを通じて、音楽性が身に着き、英語力の素養も身につく。

ピアノレッスンは大きくなった子供たちから感謝される習い事のひとつとなるでしょう。

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